アニコム 先進医療研究所株式会社

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どうぶつの写真で電車乗車時のストレスが低下しました!

2016年6月23日

アニコム損害保険株式会社では、2016年3月1日~3月15日までJR山手線でアニコムトレイン(※)を運行しました。私達は、どうぶつの写真が人の電車乗車時のストレスの緩和に影響を及ぼすかどうかを定量的に検証するため、社内モニター6名を対象とし、ストレスホルモンとしてコルチゾルを指標としたモニタリングを行いました(図A、 B)。

コルチゾルは体外および、体内環境のストレス増加に応じて分泌量が増す傾向があることが知られています。アニコムトレインに乗車後、および通常の山手線乗車後にそれぞれ唾液を採取し、唾液中のコルチゾルの濃度測定を行ったところ、全ての被験者で乗車後にコルチゾル濃度の有意な低下が認められました(図C、D)。特に、リラックスの自覚がない被験者についてもコルチゾル濃度の低下が観察され、身体的にはリラックスしている状況にあることが推定されました(図D)。アニマルセラピーに代表されるように、人とどうぶつの触れ合いにはリラクゼーションの効果が認められています。

本研究の結果は、どうぶつのイメージのみでも、それを目にした被験者に対して無意識のうちにストレスの緩和を誘導していることを示しています。どうぶつのイメージは社会においてストレスの緩和が望まれるような環境(病院の待合室、保育所等)に有効かもしれません。アニコムでは今後社会における人間とどうぶつの関わりについて、より幅広い研究を展開してゆきます。

※ アニコムトレイン:2016年3月1日~15日までの間、JR山手線の一編成全体の内装と外装を、どうぶつの写真や動画で仕立て、どうぶつのイメージが持つ「心の発電力」のアピールを行った。