アニコム先進医療研究所株式会社は、2018年8月31日~9月2日にかけて行われた第24回日本野生動物医学会大会にて「糞便試料を用いた分子生物学的手法による愛玩鳥の性別判定法」について発表致しました。鳥類の多くは、外見から性別を判断することが出来ないため、正確な性別を知るためには遺伝子検査が必要になります。しかし、従来の遺伝子検査のためには血液を必要とするため、個体へのストレスや侵襲性が問題となっていました。そこで当研究所では、血液の代わりに糞便を利用することで、鳥への負担を軽減し、安全で正確な性別判定法を開発致しました。今後は、より多くの鳥種で本判定法の確立を目指し、一般家庭における飼育者と愛玩鳥のより良い関係の構築と疾病予防に役立ててまいります。また、野外における絶滅危惧種の繁殖計画へ応用し、保全活動にも貢献してまいります。